『ゆかさん、ご飯を一緒に食べに行くの付き合ってもらいたいの』

『娘さんも一緒に連れてきてもらえないかしら?』

と、誘っていただいて。

83歳、一人暮しのおばさん。

お孫さんがいらっしゃらないので、孫と食事をする気分を味わいたいと思うことがあるらしく

そんな時にいつも貴女達親子を思い出して、出かけたくなってね。

声をかけちゃったの。

という事で食事へ出かけてきました。

思い出してくれて、声をかけていただけるのが、

ありがたくって。嬉しくって。

食事の時には、

中学校は楽しい?

いま勉強はなにを習ってるの?と、娘に聞くと

『国語で百人一首覚えてるところです』と答えると

覚えてる百人一首の上の句を、すらすら〜と言い出し、

下の句はなんだっけ?と娘に質問。

娘が答えると、次の上の句を言い出して。

横で聞いてる私は・・・

『すご〜い!!』

と、感心して聞いてました。

(覚えていない私💦)

いつも一人で夕飯を食べるのには慣れてるけど

たまには、贅沢に賑やかに食事がしたくなるのよ。

お友達との食事も楽しいけど、娘と同世代の女性、孫のような年齢の子供と

食事もしたくなる時があってね。

『嬉しいな〜』

と、言いながら箸が進んで。

いつもはこんなに食べれないのに、嬉しくって楽しいと

ご飯の美味しさは何倍にも感じるのね!!

と、本当に嬉しそう。

食事が終わるとさりげなく、

口元をハンカチで拭いたあとにサッと口紅を付け直した姿を見た時には、

女性の美意識を見せていただいたような気がしました。

帰り際に店員さんに、

『ごちそうさま美味しく頂きました。ありがとう。』

そして、私たち親子に

『貴女達のおかげで、今日は楽しいおいしい食事ができて嬉しかったわ』

『また、食事に付き合ってもらいたいけど、いいかしら?』と聞かれ

『もちろんです!!』と答える私の横で、ニコニコしながら頷いてる娘。

親子でおばさんと贅沢な時間を過ごしてきました。

介護生活を経て。

50歳の時、ご主人が難病を発症し2年後には寝たきりになってしまい、そこから介護生活が20年。

外に出かける時間さえ持てなく、買い物も必要なものだけサッと買いに出るくらいで。

『なんで私だけが、こんな思いをしなくちゃいけないんだろう。』

何度も何度も、面倒みきれない。もう生きていたくない。

近所の人に知られたくない。という経験をされて。

『お父さんを風呂敷に包んで持ち歩けたらいいのに・・』と幾度となく泣いた事もあったのよ。

今となっていい経験だったし、学んだことはたくさんあったなって思えるようになったそうです。

『いま元気に生きていられる時に』

あの頃、やりたかったことを思う存分やりたくって。

明日、何が起きるかわからないもの!と、笑いながら話すおばさん。

娘に、成人式の振袖姿見せてね♫

あら?あと7年!!

え〜、90歳になってるわよ!!いや〜ね(笑)

でも、楽しみができたわ〜♫と、切り替えるのも早い!!

90歳になったおばさんと、成人式のお祝いをする日は

あっというまに、来るのでしょう。

そういえば・・

18歳成人法案が成立したのだから・・

娘の成人式は、あと5年。

おばさんの米寿のお祝いと重なります!!

うふふ(^ ^)私も

今から2人のお祝いを一緒にする日が、楽しみになりました♫

どんなサプライズができるかな??

帰りの車の中で、

『おばさんすごいね〜お母さんは覚えていないのに百人一首読めちゃうんだもんね〜』

と、ニヤつく娘を見ながら

少子高齢化社会、核家族が進んでいく時代に人生100年と言われてきてます。

元気に生きていけるのは高齢者にとっては、切なる願いとなってて。

元気に老いていく100年人生には、

『人と人との繋がり』

は、大事なものだと改めて実感しました。

それは、食事でなくても

近所の人たちと

『あいさつ』を交わすという生きた言葉がもっともっとなくてはいけない気がしたのです。

世代をこえた女性と素敵な時間を過ごせて、

学びのある時間でもあり、ありがたく嬉しい楽しい時間でした。

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