2人に1人が、ガンを患うという時代。
先日、SNSの投稿をみてると、
もしかしたら私と同じかも?という記事が目に入りました。
でも、違うかもしれないしな・・・
その方の投稿は、不安との戦いの日々が書かれてました。
どうも気になってて。
つい先日の投稿で、
『円錐切除術』を受けてきたこと、そして、退院までのことが書かれてました。
やっぱり、同じだったのね。
大変だったね。わかるな〜その気持ち!でも、元気そうで良かったと読んでました。
ところが、退院数日後の投稿が目に入った時、
大丈夫?無理しすぎないで欲しいな。
と、感じました。
身近な人が言ってあげて欲しい
私の声だけでは、多くの人に伝えられるのも限られてるかもしれない。
でも、私の記事を読んで頂いた人から、人へと伝わって欲しいことがあります。
術後1ヶ月は、体をいたわって!!
円錐切除術は、確かに簡単な手術と言われてます。
ですが、
体にある一部を切ります。
それも、下半身麻酔をかけて。
手術は簡単かもしれません。でも、麻酔をするということは
体には大きな負担もストレスもかかっています。
1泊2日の入院、もしくは日帰りでもできてしまう手術。
だからかもしれないのですが、
『なにも変わっていない!』
と、感じるのです。
私もそうでした。痛みはあるものの耐えきれない痛みではなかったので
動けるのです。
薬を飲むわけでもない、目に見える所に傷があるわけでもない。
でも、両親にも、子供達にも、そして友人にも。
『しばらくは無理をするな!』
と、何度も何度も釘をさされました。
ガンのことをすぐに伝えた友達に、
『退院したよ〜』とメールを送ると
『1ヶ月経ったら、快気祝いしよう♫』
それまでは、おとなしくしてなさい(笑)と返事がきました。
バレーの仲間も同じでした。
きっと、周りの人に止めてもらわなければ
すぐに仕事にも復帰したかもしれません。
有難いことに、1週間お休みに頂けて。
でも、このお休みをくださいと言うのも
正直言うと、黙っていたかったし、違う病名を告げたいという気持ちもありました。
それでも、上司には手術のことを話すと、
しっかり休みなさい!と。
もちろん、外食したり、お酒を飲んだかもしれません。
体育館に行って、バレーもしたかもしれません。
それは、
『ガン』ということを
どこかで逃げたいと思う自分がいたから。
すぐに今まで通り、なにもかわらないよ!
と、自分に言い聞かせたくなるのです。
周りの人にもその姿をみせたくなるのです。
手術から8ヶ月
今だから私が言える。伝えたい。
術後1ヶ月は、手術をうけた体をしっかり休ませてあげて欲しい。
麻酔に耐えた体をいたわってあげて欲しい。
いま、自分をしっかり愛して欲しい。
体は休むことなく、元に戻ろう!元気になろう!!って働いてるから。
それだけでも大変なのに、
すぐ元の生活スタイルに戻したら、元に戻るのは遅くなってしまう。
再発のリスクは2〜8%と言われてるけれど、
再発を抑えるために、体をいたわる時だと思うのです。
1ヶ月だけでいい。いえ床上げ3週間というように、せめてこの時までは
思いっきり自分をいたわって欲しい。
だいじょうぶ。友達も家族も、その時を待っててくれてるもの♫